大分県日田市で、支援学校の生徒たちが自分たちで育てた特産の梨を収穫しました。
県立日田支援学校では、地域の人と交流を深め、就労への意識を高めてもらおうと、毎年梨の栽培や収穫を体験しています。

8日、高等部の1年生から3年生7人が日田市の中島梨園を訪れ、収穫作業に臨みました。収穫したのは「豊水」という品種で、生徒たちは今年4月に受粉作業、6月に袋掛けを行い、丹精込めて育ててきました。
生徒たちは梨を一つ一つ丁寧にもぎとり、その場で試食して地元特産の秋の味覚を味わいました。
(生徒たち)「うまい」「甘いこれ」「ジュースみたい」「うれしかった。ちゃんと丁寧に作業したから」「楽しい気持ちで獲って良かったです」「おばあちゃんに渡したいです」「妹たちと家族と一緒に楽しみです」
日田支援学校の生徒たちは、収穫の後も来年2月には再び枝拾いから梨の栽培に取り組む予定です。