“かわいい坊や”が来ても「なでずにぐっとこらえた」

実は町議として7回の当選経験を持つ小島前町長。今回は街頭演説を避け、選挙カーで町をめぐり支持を訴えます。

(小島前町長)
「街頭演説して色んなことを言われると心が痛む。今回やめたのはそういうこと」

わずか5日間の短期決戦。町民との距離感にも細心の注意を払います。

(小島前町長)
「同じ轍は踏まない。肝に銘じているが、人の心は分からないので…」
Q.選挙中もセクハラは注意している?
「もちろん意識しました。“かわいい坊や”が来て、なでてあげたかったけれどぐっとこらえた。僕は何も触らなかった。子どもだからいいわけではない。子どもにも人権があるのは分かるがかわいいとなでへん?それも我慢した」

現職候補は…「職員が辞めてしまう心配」

一方、前町長の出馬には厳しい声も。

(現職 加藤雅浩候補)
「1人の人間が笑われている分には全然構わないが、1人の身勝手な行動で岐南町が笑われるのは絶対許さない」

現職の加藤雅浩候補は「前町長の復帰は町政の現場に再び混乱をもたらす」と痛烈に批判。

(加藤雅浩候補)
「被害に遭われた職員が(小島氏の復帰で)安心して職務に専念できる環境ではなくなる。戻ってきたことによって職員が辞めてしまう心配はしています」