7日夜、広島市安佐北区の路上で弟(34)の背中を折りたたみナイフで切りつけ殺害しようとしたとして、無職の男(37)が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、広島市安佐北区小河原町の37歳の無職の男です。警察によりますと、男は、7日夜9時50分ころ、広島市安佐北区小河原町の自宅そばの路上で、弟(34)の背中を、持っていた折りたたみナイフで切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。
弟は背中に大きな切り傷があるものの、軽傷の見込みだということです。男と弟は同居する兄弟で、二人とは別のきょうだいが、「けが人がいるから診てくれ」と消防に駆け込み、事件が発覚しました。
警察の調べに対し、男は、「殺すつもりはなかった」と話していると言うことです。警察では、二人の間にトラブルがなかったかなど、事件のいきさつを調べています。