長野県諏訪地域で11月に開かれる映画祭で上映する短編作品の撮影が、茅野市で始まりました。
撮影は、閉館した茅野市の映画館「茅野新星(しんせい)劇場」で行われ、地元の小学生など50人を超えるエキストラが出演しました。

作品は夢をテーマにした親子3代のファンタジーで、この日は主人公の少年が映画館で夢の世界を見る重要なシーンの撮影が行われました。
(エキストラの子どもは)「初めてやったけれど、すごく楽しかったです」
監督は大ヒット映画「カメラを止めるな!」を手がけた曽根剛(そね・たけし)さんで「映画を通して、大人ももう一度夢を抱いてもらえるような作品にしたい」と意欲を語りました。
映画祭は11月に開かれ、諏訪地域を舞台に撮影されるこの短編映画のほか、「ふるさと」をテーマに公募した作品などを上映する予定です。