違法な森林開発が明らかになった北海道釧路湿原周辺のメガソーラーの建設計画について5日、鈴木知事が不快感を示しました。
鈴木直道知事
「森林を開発する際に必要な許可を得ずに開発行為が行われていた。北海道の貴重な財産である森林が失われたということについて大変遺憾」
この問題は、釧路湿原の周辺で大阪の「日本エコロジー」が、釧路市北斗の民有地に約6600枚の太陽光パネルを設置する工事を進めているものです。
しかし、一部の区域で、森林法に定められた道の許可を得ずに工事が行われていたことがわかり道は2日、違法部分について中止するよう勧告しています。
日本エコロジー側は「事実としては受け止める。違反部分の今後に関しては協議していく」としています。