5日午後、和歌山市内の海岸で、サーフィンの男性が溺れているのが見つかり、その後死亡しました。

午後3時前、和歌山市の磯ノ浦海岸で、付近にいた男性から「男性が溺れている」などと消防に通報がありました。

和歌山海上保安部によりますと、サーフィンのため1人で海岸を訪れていた堺市北区に住む会社員の男性(64)が、うつぶせの状態で浮いていて、周囲の手で陸に引き上げられたということです。

男性は心肺停止の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。

当時、波の高さは50センチほどで風も強くなかったということで、男性が溺れた原因を詳しく調べています。

磯ノ浦海岸は8月31日で海水浴場としての営業を終了。事故当時はライフセーバーや監視員はいませんでした。

和歌山海上保安部の管内で、サーファーが関係する事故は今年8件目で、死亡事故は今回が初めてだということです。