愛知県内に住む50代の会社役員の男性が、SNSで知り合った有名な投資家を名乗る人物らから、8000万円近い現金をだまし取られました。

警察によりますと、豊田市に住む50代の会社役員の男性はことし5月ごろ、投資に関するYouTube動画の広告にアクセスしたところ、LINEグループに誘導され、実在する有名な投資家を名乗る人物などから株式投資を持ちかけられました。

男性は13回にわたり、指定された複数の口座に現金あわせて約7900万円を振り込みました。

その後、さらに大金を請求されたことを不審に思った男性が第三者に相談し、詐欺と気づきました。

警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSだけでやり取りしている相手を簡単に信用しないよう呼びかけています。