
きょう5日(金)の広島県内は、台風一過で青空が戻ってきました。空の色を見ると、少し秋めいたように感じますが、気温はまだまだ高いです。最高気温は、福山市で35.9℃、大竹市で35.1℃となっています。台風15号の県内への影響は小さく、降り始めからの雨量は、生口島(3日の夜~)で113mm、広島市中区(4日朝~)で23.5mmとなり、東部ほどまとまった雨となりました。
毎週金曜は、天気に関わる日々の生活に役に立つ情報をお届けしています。きょうは、冷蔵庫内の温度についてです。室温27℃で冷蔵庫を2分開けっぱなしにすると、5℃だった庫内は20℃まで上がります。しかも、そこから5℃に下げるには45分以上かかってしまう実験結果もあります。食材は傷みやすく、消費電力も高くなりますので、この時期は特に冷蔵庫はすばやく閉めるようにしてください。

6日(土)高気圧に覆われてよく晴れる 夕立起こりにくい

あす6日(土)は、高気圧に覆われてよく晴れるでしょう。雲がほとんどなく、夕立も起こりにくくなる予想です。最高気温は35℃前後となり、厳しい暑さとなる見込みです。朝は、北寄りの風が吹くこともあり、北部や内陸部では20℃を下回る予想です。南部でも、8月の中旬以来、久しぶりに熱帯夜が解消するかもしれません。



7日(日)日本海の前線が南下して雲が増える 大きな崩れなく日差し届く

あさって7日(日)は、日本海の前線が南下し、雲が多くなる見通しです。ただ、天気を大きく崩す雲ではなく、日差しが届くでしょう。各地35℃に迫る気温となる予想です。7日深夜から8日(月)明け方にかけて、3年ぶりの皆既月食のタイミングとなります。県内では、次第に雲が広がりやすくなりますが、見られるチャンスはありそうです。

月曜以降は、日本海の前線がさらに南に下がってくる予想で、すっきりしない天気が続くでしょう。その分、最高気温はやや下がりますが、朝の気温は下がりにくく、蒸し暑くなる見込みです。夜間も含めて、熱中症対策をしてお過ごしください。






