気象庁は「台風第15号に関する関東甲信地方気象情報」を5日16時31分に発表しました。
台風第15号は、関東甲信地方に最も接近しています。神奈川県では線状降水帯による猛烈な雨が続いています。
5日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、うねりを伴った高波に注意・警戒してください。関東甲信地方では、引き続き、5日夜のはじめ頃にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
[気象概況]
台風第15号は、5日15時には伊豆大島の北西約30kmにあって、1時間におよそ65kmの速さで東北東へ進んでいます。
中心の気圧は994hPa、中心付近の最大風速は23m、最大瞬間風速は35mとなっています。
台風は現在、関東甲信地方に最も接近しており、このあとも、関東地方の沿岸を東へ進む見込みです。
関東甲信地方では、台風周辺の暖かく湿った空気や台風本体の発達した雨雲の影響で、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴い非常に激しい雨の降っている所があります。また、神奈川県では線状降水帯による猛烈な雨が続いています。
引き続き、5日夜遅くにかけて、台風周辺の暖かく湿った空気や台風本体の発達した雨雲の影響を受けるでしょう。