将棋の「王座戦五番勝負」第1局、藤井聡太七冠(23)は、挑戦者の伊藤匠叡王(22)に勝利し、3連覇に向けて好スタートを切りました。

きょう、シンガポールのセントーサ島で行われた王座戦五番勝負の第1局。

王座戦2連覇中の藤井聡太七冠は、去年、自身の八冠独占を崩した同学年のライバル・伊藤匠叡王の挑戦を受けました。

対局は66手で藤井七冠が勝利し、3連覇に向けて好スタートを切りました。

藤井七冠は対局後、「対局も集中して指すことができた。対局以外も含めていろいろ貴重な経験ができたかなと思っています」などと話しました。

先に3勝した方がタイトル獲得となる王座戦。藤井七冠が防衛に王手をかけるのか、伊藤叡王が巻き返すのか、第2局は今月18日に神戸市で行われる予定です。