今年5月、石川県野々市市内の家電量販店でノートパソコン6台を無断で転売し、売上金を着服したとして、業務上横領の罪に問われている元副店長の男の初公判が金沢地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

この裁判は今年5月、野々市市二日市の家電量販店でノートパソコン6台を無断で転売し、受け取った現金78万円のうち、65万円を着服したとして、32歳の元副店長が業務上横領の罪に問われているものです。

4日、金沢地裁で開かれた初公判で元副店長は起訴内容を認めました。

検察によりますと被告は元同僚にパソコンを転売していて、この元同僚は車の中に現金を置き、被告と顔を合わせることなく支払いをしていたということです。

被告は、横領した金を借金の支払いや風俗に使用していました。

被告に余罪があるとみて検察は、9月中に追起訴する方針です。