自転車の「飲酒運転」「あおり運転」は刑事処分も
井上貴博キャスター:
どのように取り締まりを強化していくのか、警察庁「自転車ルールブック」より、その内容をみてみましょう。

【青切符(反則金)】
▼違反により事故の危険性が高まったと判断されるケース
(自転車が信号無視をしたため車に急ブレーキをかけさせた など)
▼指導警告を無視
▼悪質・危険な違反
(遮断踏切に立ち入り、ながらスマホ など)
【赤切符(刑事処分)】
▼違反による交通事故
▼飲酒運転
▼あおり運転
▼ながらスマホで危険を生じさせた場合
出水麻衣キャスター:
違反行為は113あり、基本的に16歳以上が対象です。しかし、16歳になればいきなり違反行為をしないようになるわけではありません。自転車に乗り始めた段階で、家庭でわかる言葉で説明していくということが大事ですね。
井上キャスター:
ルールの周知徹底、その中で主な違反と反則金の内訳も発表されています。

【主な違反と反則金】
▼3000円:2人乗り、並走など
▼5000円:イヤホン着用、無灯火、泥はね運転など
▼6000円:信号無視、逆送、スピード違反など
▼1万2000円:ながらスマホ(運転中の携帯電話使用)
また、走行できる歩道でも注意が必要になります。

▼歩道の中央から車道寄りを徐行(違反した場合3000円)
▼歩行者の通行を妨げる時は一時停止(違反した場合3000円)