クマの出没が相次いでいる長野県辰野町では、町内の小学生全員にクマ鈴が配られました。

町内4つの小学校の児童780人が対象で辰野西小学校では宮沢教育長が6年生の代表4人にクマ鈴を手渡しました。
児童:「音が良くてこれでクマが逃げていくといいと思います」
児童:「いい音なんでなくさないようにしたいと思います」
町によりますと、町内ではきょうまでに37件の目撃情報が寄せられていて、先月14日の夜には家庭菜園のトウモロコシを食べる姿が防犯カメラに記録されていました。
7月には、町の中心部に近い橋のそばでクマが目撃されたことから教育委員会がクマ鈴の購入を決めました。
全国的にクマ鈴が不足していて、町内の中学生400人あまりには10月中に配る予定です。