大分市の小学校で4日救命救急の講習会が開かれ、児童がAEDを使った心肺蘇生法を学びました。

講習会は救命措置の大切さを学んでもらおうと、日本赤十字社が県内各地で実施しています。4日は大分市の高田小学校で6年生の児童が「強く・早く・絶え間なく」をポイントにした胸骨圧迫を体験しました。

また、AEDを使う際に必要な周囲への呼びかけや操作の方法を学びました。

(6年生)「AEDを使うのが難しかった」「想像していたよりも力を入れないと無理だったので大変だった」「きょうの勉強をいかしてAEDの操作の仕方とかを頑張りたい」

総務省によりますと、119番通報を受けてから救急隊が到着するまでの時間は全国平均でおよそ10分です。この空白の10分間の対応によって救命の可能性は倍近く変わるということです。