自民党の総裁選の前倒しを巡り、党内からさまざまな声が上がる中、岡山県連は前倒しを要求しないという方針を決めました。自民党の県議25人が参加した総務会で決定しました。

石破総裁を巡っては、今年7月の参議院選挙で大敗し、衆参両院で少数与党となったことの責任を取り、総裁選を前倒しして、あらためて党内の信を問うべきとの声が高まっています。

これに対し、自民党岡山県連は・・・

(自民党岡山県連 内山登幹事長)
「岡山県連におきましては臨時総裁選挙の実施を要求しないということで、さきほど常任総務会で決定しました」

前倒しを要求しない理由としては、
・参院選は岡山選挙区では自民党候補が勝利していること
・この時期に臨時総裁選を行えば、秋に予定されている来年度の予算編成に支障をきたすこと
などが挙げられたということです。

一方、香川県連は先月(8月)16日に行われた役員会で、臨時総裁選の実施を求めることを決定しているということです。