2024年10月に行われた、宮城県名取市の尚絅学院大学の入学試験で出題ミスがあったことがわかり、大学は採点をやり直して1人を追加合格としました。

出題ミスがあったのは、2024年10月19日に行われた尚絅学院大学の心理・教育学群心理学類の入試です。

この試験は、受験生が45分間の模擬授業を受けた後に、その内容に関する問題に答えるもので、あわせて39人が受験し、このうち2人が不合格となりました。

しかし2025年7月、入試の担当者が試験内容を確認したところ、模擬授業に使ったスライドに誤記が2か所あったことがわかり、大学は答案を改めて採点し、不合格となっていた受験生のうち1人を追加合格としました。

大学はこの受験生に謝罪し、入学の意思を確認するということです。大学側はミスの原因を確認不足としたうえで、入試に対するチェック態勢の見直しを進めることにしています。