西日本屈指の荒祭りとして知られる防府天満宮の裸坊祭が3年ぶりに行われ、裸坊たちの声が響きました。
御神幸祭・裸坊祭は、菅原道真公が左遷され、九州に赴く際に防府の地に立ち寄った際の様子を再現したとされます。
去年とおととしは神職らを中心にした静かな祭りでしたが
今年は、3年ぶりに例年どおりとなりました。
裸坊らの「兄弟わっしょい」の声が響くと楼門から2基のみこしが現れます。
重さおよそ500キロの御網代が姿を現すとまつりは最高潮に達します。


新型コロナの影響でみこしを支える裸坊が例年の5000人から2000人に減ったこともあって慎重なみこし運びでしたが、訪れた人たちは盛んにカメラを向けていました。
「私、初めてみたんですけどすごかったです迫力が」
「前ほどではないけどちょっとずつ戻りつつあるなみたいな感じで、よかったかな来てよかったかなって思います」
参道は歓声と裸坊らの熱気に包まれました。