「怖い絵文字」とはどんなもの?
恐い絵文字もあるといいます。それがこちら【画像㉑】。
目が開いているのを、「怖い」と感じるそうです。ちなみに、こちらは、30代~40代半ばのミレニアル世代を中心に幅広く使われています。

(芝浦工業大学 原田曜平教授)
「そこを微妙に間違うと、“おじさん構文”とインターネット上でいじられる」
一方で…。
(18歳)
「相手が喋りやすいように返しやすいように」
ー文字の量とか?
「量も考えています。毎回文が短い人だったら、短く返しています」

リアルな会話に近いからこそ、絵文字や文章の量など、相手に合わせて対応をしているという声も多く聞かれました【画像㉓】。これも彼らのひとつの「作法」のようです。
インスタは「顔にモザイク」がオシャレ?!!
「世代間ギャップ」は、LINEに留まりません。

(芝浦工業大学 原田曜平教授)
「今、実は30代~50代でもインスタ利用率が4割~5割ぐらいになっている」

写真や動画を共有する、Instagramにも。
(高校生)
「親の世代は、インスタは載せたいように載せるけど…」

若者は、「加工をすることがほとんど」だといいます。なんと最近は…。
ーせっかくの写真なのにモザイクをかけるの?
(高校生)
「無加工を避けたいのとモザイクが可愛い」【画像㉖】

(高校生)
「ストーリーは、おしゃれを目指すんですけど、上の世代は『食べたものを上げたり感想を書く』みたいな。『おいしかった』みたいな」

見せていただくと。
ー結構シンプル。ドーンって感じじゃなくて、さりげない感じ。これ何、足元撮っている?【画像㉘】
(高校生)
「自分のファッションを…」
ーファッションを見せるのに正面じゃない?
(高校生)
「そこがポイントっすね」

世代間ギャップを埋めるべく努力するもよし。おもしろがるのもよし。ギャップをきっかけに、幅広い世代で会話を楽しむのもよいかもしれません。

【スタジオ補足】
ちなみに、LINEには「既読」という機能がありますが、Z世代以下は、文章をみるとき、ではなく返信をするときに「既読」をつけるという習慣が…。
そこには「返信を忘れない」「相手に心配させない」などの理由があるそうです。
今回お伝えした傾向が正しい、誤っているということではありません。捉え方は人によってそれぞれです。時代や世代によって捉え方が変化したり、また戻ったり‥それがおもしろいですね。
