村井嘉浩 知事
「私は再び、来たる知事選挙に出馬し、次の4年間においても、県民の皆様が『この宮城に住んでよかった』と心から思えるよう、全身全霊を捧げて取り組んでいきたい」

村井嘉浩(むらい・よしひろ)宮城県知事は、3日開かれた県議会本会議でこのように述べ、10月9日に告示される知事選への出馬を正式に表明しました。

当選すれば宮城県政史上最長の「6期目」になります。出馬を決めた理由については「自分が最後までやらなければならない施策があるため」と説明しました。

村井知事
「いろいろな施策が動いていて、もう間もなく花開くというところで人(知事)が代わって、ブレーキを踏むと、県職員と努力してきた4年、5年が無駄になってしまう。自分が何としても、最後までやらなければと考えた」

村井知事は、大阪府出身の65歳。

2005年の知事選で初当選し、現在5期目です。

任期満了に伴う宮城県知事選挙は10月9日に告示され、26日に投開票が行われます。

知事選にはこれまで、角田市の元職員・伊藤修人(いとう・しゅうと)氏が立候補を表明しているほか、宮城県議会議員の遊佐美由紀(ゆさ・みゆき)氏が立候補の意向を示しています。