子どもたちのために「私は死ぬまで支援を続ける」
竹内さんが助けたいのは、そんな子供たちなのです。
キルギスの視覚障害者協会の会長が、手術を望む親子を集めてくれました。視覚障害のある子どもたちが13人、その中には、7歳のラミーリャちゃんの姿もありました【画像⑮】。

(竹内昌彦さん)
「私は8歳の時に目が見えなくなりました。『この子の目は、一生治らない』とお医者さんに言われたとき、母親は私を抱いて泣きました」
「何処の国でも、親の気持ちは変わらないと思う。でもこの子たちの目は治るかも知れない。その希望があるなら、それをまず挑戦してみないといけない」

「私の出来ることは、日本の優しい人たちの心のこもったお金を、キルギスへ送ることです」
「子どもたち、ちょっと怖いかも知れないけど、頑張って目の治療を受けよう。私は支援を死ぬまで続けるつもりです」

(竹内昌彦さん)
「重たいぞ、こりゃ。見えない?見えるようになるといいな、応援するぞ。将来はなんになりたい?」
(ラミーリャちゃん)
「歯医者さんになりたい」

(ラミーリャちゃんの祖母)
「竹内さんに本当に感謝しています。自分の目が見えないにもかかわらず、遠い日本から来てくれ、『この子たちを助ける』というお話を聞いてすごく、感動しています」
