サーフィンの町・高知県東洋町で「大運動会」と銘打ったサーフィン大会が開かれ、町内外のサーファーが技を競いました。
小中学校だけでなく、保育園でもサーフィンを教えているという東洋町。2024年、子どもも出場できる大会をとの地元の声を受けて、「波乗り大運動会」が始まりました。子どもたちは果敢に大きな波をつかみ、レベルの高い戦いを見せていました。


(徳島から)
「(波に乗ったら)もう気持ちいいー!!ってなります。波がいいし最高です」

2025年は日本サーフィン連盟の公式大会となったことで、エントリー数はおよそ40人ほど増え、132人となりました。初心者でも補助のスタッフをつけてもらい、安全に出場することができます。数回しか練習したことがないという町役場の職員はなんと入賞を果たしました。

(初出場で入賞の役場職員)
「すごい楽しかったし、これからハマっていきそうです」
また、東洋町の長﨑町長や公務で訪れていた宿毛市の中平市長もマイボード持参で出場し、大会を盛り上げました。

(宿毛市 中平富宏市長)
「楽しかったです」
(東洋町 長﨑正仁町長)
「海の中めちゃめちゃ気持ちいいですよ。いずれ子どもたちって一旦は出ていく子が多いと思う。自分が子どもができたら東洋町帰って子育てしたいなって思いに。帰ってきてほしいために、楽しいことをやってほしい。思い出としてね」
日本サーフィン連盟によりますと、子どもが出場できる大会は全国でも少ないといい、今後もサーフィン人口の増加につながればと期待を寄せています。