熊本県内有数の米どころ阿蘇地方で、新米の収穫が始まりました。

阿蘇市狩尾の佐藤健介さんの田んぼでは、黄金色に実ったコシヒカリの稲が頭を垂れています。

阿蘇地方では、熊本市などの平野部に比べ1か月ほど早く稲刈りが始まりました。

佐藤さんによりますと今年は、高温障害による収量の低下が懸念されるものの、品質の良い新米が出来たということです。

コメ農家 佐藤健介さん「米の値段が急激に上がったということは、一般的に買い控えとかなるのは当然だと思うんですけど、農家として消費者の方々に良い物を食べていただきたいなという気持ちでいっぱいです」

JA阿蘇は、9月9日から新米の出荷を始める予定で、農家に支払う1等米60キロあたりの買取価格は3万240円と、去年より8000円ほど高く、全国トップクラスの価格となっています。