鹿児島市議会の9月定例会がきょう2日、開会しました。災害時に避難所にもなる小中学校の体育館に空調設備を初めて設置するための費用などを盛り込んだ補正予算案が提案されました。
きょう2日開会した鹿児島市議会の本会議では、およそ23億5200万円の補正予算案など、議案38件が提案されました。
補正予算案には、災害時に避難所に指定されている小中学校の体育館に空調設備を設置するための費用3700万円余りが盛り込まれました。
市教育委員会によりますと、鹿児島市立の小学校で体育館に空調設備が設置されている学校はなく、大明丘小や西田小など小中学校10校に来年度以降、設置する方針です。
このほか、先月8日の大雨で農地などが被害を受けた吉田地域の災害復旧費として、2億7000万円余りを計上しています。9月定例会の会期は、今月29日までの28日間です。