0ー66から1年…青鳥初得点 「また新たな“成長”に繫がれば」

2025年7月6日、青鳥野球部の2年目の夏が始まります。

小山紫織さんの父
「うちで一番声大きいんだから、試合会場でも一番大きい声出したらいいよ、と送り出してきました」

上野空虎くんの父
「一つの白球を思い切り追いかけて、楽しくやってもらえればいいんじゃないか」

上野くんは2番セカンド、岩本くんは3番ショートで、先発出場。ピッチャーは1年生エースの禰冝田翔くんです。

去年はエラーが続出し11点を失った初回ですが、今年は3失点に抑えました。攻撃では、上野くんの一打で1点をとり、夏の大会で初めての得点を記録しました。

しかし、1ー22(5回コールド)で敗戦。

――青鳥にとって夏初めての得点

1年 上野空虎くん
「はい、嬉しかったです」

――でも、その言葉とは裏腹に…

「悔しかったですね。先輩たちともっと野球がしたかったので」

3年 後藤浩太くん
「でも1点とれたじゃん。きょう、お前、塁出たっけ。俺は(塁)出てないから、正直どっちが上手いと思う?俺と上野、お前だろ?」

1年 上野空虎くん
「俺っすね…」

1年 小山紫織さん
「すごく活躍してて、すごくがんばってて、1点がとれたというのは本当に嬉しいです」

久保田浩司 監督
「あれだけ上野が泣いて悔しがってね、これも高校野球のいいところですし、こういう悔しさを次のバネにして、また新たな、学校名の通りで“成長”に繋がれば」