服を着たまま海や川に転落した時の対応や、救助方法について学ぶ訓練が倉敷市で行われました。

水島中央公園のプールで行われた訓練は、ENEOS水島製油所が桟橋など構内での落水事故に備えて行ったもので、約40人が参加しました。

指導した水島海上保安部は、着衣のまま海に落ちると動きづらくなりあわてて溺れてしまうため、力をぬいて浮かんで待つこと。また水中に落ちた人を見つけた際は、見失わずに通報することが大事と説明しました。
(水島海上保安部警備救難課 久川雄平専門官)
「見つけた人は冷静に自分が海に入るのではなくて、通報していただくのと、浮くものにひもをつけて投げていただく、そういったことをしていただけたら」

水島海上保安部は、訓練を通じ、自分と他の人の命を守れるようになってほしいと話しています。