開幕から143日目となった大阪・関西万博。
 きょう9月2日も午前9時前から会場東ゲートの前には入場を待つ人たちの列が形成されていました。博覧会協会によりますと、2日の会場内の混雑は「平常通り」だということです。

■いよいよ終盤に突入 9月初日の来場者数は?

 午前9時半ごろに発表された速報値によりますと、きのう9月1日(月)の万博の来場者数は13万8000万人(関係者含む速報値)でした。
 関係者パスで入場した人を除いた一般来場者数は約12万人となりました。

 これまで最も来場者数が多かったのは8月30日(土)で、関係者を除いて18万7449人が来場したということです。「夏パス」の終了前の”駆け込み”で来場した人が多かったとみられています。9月初日は8月最後の土日と比べて混雑状況が落ち着いた日となっていたようです。

 1日の時点で累計の一般来場者数は1685万人を超えています。

 また、博覧会協会は1日の会見で、速報値でチケットの累計販売枚数が2000万枚を超えていると明らかにしました。

■万博終了まであと41日…9月19~29日は混雑「平常」予想の日なし

 9月に入り、10月13日の閉幕日が迫ってきた大阪・関西万博。この先は土日を中心に、「大変混雑」する予想が目立っています。

▼大変混雑:9月6日(土)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、22日(月)、27日(土)

▼混雑:9月5日(金)、7日(日)、15日(月)、23日(火)、26日(金)、28日(日)

▼やや混雑:9月4日(木)、12日(金)、19日(金)、24日(水)、25日(木)、29日(月)

 9月19日(金)以降、混雑予想が「平常」の日はありません。

 博覧会協会によりますと、会期の終盤は混雑のため希望の日時の入場が困難になることが予想されるということです。そのため、協会は比較的余裕のある9月上旬や平日の来場を呼びかけています。