外国人観光客へのおもてなし強化

八尾おわら資料館の高島正人館長は「ニューヨークタイムズの影響は大きいのかなというところで、喜んでもいますし、我々自身がなかなか外国語対応できないので、このQRシステムはこれから有効な手段だと思っています」と語っています。

資料館では4月以降、ニューヨークタイムズ効果で欧米からの観光客が増加しているといいます。

このQRコードが八尾の町やおわらの歴史をより深く知ってもらうためのツールになればと期待を寄せています。

外国人対応としては他にも、資料館に英語や中国語のパンフレットを用意。仮設トイレは全て洋式にし、21か所に80個設置するなどの取り組みも行われています。

今回の取材日は海外からの観光客は比較的少なかったものの、アメリカから来た夫婦は元々日本に関心があり、このお祭りのために訪れたと話していました。

富山の伝統と文化を伝える「おわら風の盆」は、これからも国内外の多くの人々を魅了します。