富山市八尾町で毎年9月1日から3日間行われる伝統行事「おわら風の盆」が今年も始まりました。立秋から数えて二百十日目の台風到来の時期に、風鎮めと五穀豊穣を願う民謡行事として知られるこのお祭りでは、伝統を受け継ぐ11の町が3日間踊り明かします。
暑さの中で始まった伝統の祭り
今年の八尾町は最高気温37.7°Cを記録する猛暑の中での開催となりました。取材によると、午後2時から夕方にかけて人出は増えてきたものの、この暑さの影響で例年に比べると人出は少ないように感じると町の人が話していました。

実行委員会によると、今年は3日間とも平日ということもあり、台風の影響があった昨年と同じ13万人の人出を見込んでいるといいます。
また近年は暑さ対策として踊りの時間を繰り下げ、初日と2日目は午後5時から、最終日は午後7時からの開始となっています。
