石川県内は1日、小松で36.8度を観測するなど、9月としては異例の猛烈な暑さとなりました。
各地の消防によりますと、県内では1日午後5時までに20代から80代の男女9人が熱中症の症状で病院に運ばれました。
このうち金沢市の80代男性は、訪問看護のスタッフが午前中、自宅を訪れた際、エアコンが稼働していない部屋で意識がない状態で見つかりました。
スタッフが119番通報し、男性は病院に運ばれ、入院が必要な中等症とみられています。
2日の日中の最高気温は金沢で35度、輪島で34度と厳しい残暑が続く予想で、あすも熱中症警戒アラートが発表されています。
屋外での活動は極力控え、室内でもエアコンを使って部屋を涼しく保つなど、熱中症対策を心がけるようにしてください。