「高校ラグビー」について、聖地・花園への出場をかけた青森県大会が行われ、ベスト4が出そろいました。
花園をかけた県大会準々決勝は、25分ハーフで行われ、第一試合は2024年にいずれも準々決勝で敗れた「八戸工業」と「八戸西」が対戦しました。
先に主導権を握ったのは青のジャージー「八戸工業」です。スクラムからパスをつなぎ2年生センターの向谷地勇心が先制のトライを決めると、その後のキックも決めて7点をリードします。
「八戸西」が反撃に出たのは後半、ラインアウトからモールでジリジリと押し込みます。トライを決めて5点を返します。ただその後は突破口を見出せないなか、試合は残り1分で動きます。
八戸西は敵陣中央でペナルティキックを獲得すると、ゴールを決めることができません。ただその後、10番・木村優真がボールをつかむとすぐさまグラウディング!
蹴ったボールが奥のコーンを越えなかったため、プレーはとまらず、得点が認められました。冷静に状況を見極めた八戸西が逆転トライで、3年ぶりのベスト4です!
八戸西高校 木村優真 選手
「八戸工業に勝つために花園予選までがんばってきたので、今まで3年間練習してきた成果が出たのかなと思って泣きそうです。4強として勝てるように、(準決勝までの)2か月間がんばって臨みたいと思います」
一方、第2試合は2024年に準優勝の「三本木農業恵拓」が「八戸学院光星」に2桁トライで快勝しました。
準決勝は10月24日に青森市で行われます。














