老朽化が進む熊本県営のスポーツ施設について、整備方針を検討していた有識者会議が提言書をまとめました。

築43年の県立総合体育館には「同じ場所で建て替えるのが最も適している」と示されました。
県立総合体育館は、収容人数などの点でプロバスケットボールの国内トップリーグの基準を満たしていません。
一方で、駅や中心市街地に近く、交通の利便性が良いため、同じ場所での再整備が必要と示されました。
整備費については「民間事業者が参入する可能性が高く、県の負担軽減が期待できる」としています。
また、築65年のリブワーク藤崎台球場には「別の場所で新たに作る」方向性が示されました。

菊陽町が誘致に力を入れていて、共同で整備できる可能性があるとしています。
今後、検討会議が示した整備案をもとに、県が整備計画の方向性を決めることになります。