広島県三原市はフリマアプリ大手「メルカリ」の公式ショップを開設し、不要な備品の販売を始めました。
三原市は「メルカリShops」を通じ使わなくなった備品を必要な人へ販売し、廃棄物処理量の削減を図ります。今回、出品されたのは、市内で閉校した小学校や解体中の公民館の備品です。
開設式では、三原市の岡田吉弘市長がタブレットを操作し、公式ショップを立ち上げました。
三原市 岡田吉弘 市長
「望遠鏡かな。4000円で並んでますけどね。これ良いかもしれないですね」
天体望遠鏡やレプリカの埴輪など40種類、45点が並んでいます。
出品や維持に費用はかかりませんが、販売額の10%が手数料としてメルカリに入ります。購入品は三原市内の保管場所で引き渡されるということです。
三原市 岡田吉弘 市長
「見る人が見れば価値あるものと捉えていただけるので、そうしたマッチングを1件でも多く進めてまいりたい」
こうした取り組みは、三次市や廿日市市などに続き、県内で4例目です。