感じる指導者としての「アップデート」の必要性

チームのメンバーによる暴力問題などもクローズアップされ、野球部のあり方について議論が沸き起こったこの夏だったが、浅井監督は指導者としての「アップデート」もしながら臨む気持ちでいる。

金沢龍谷・浅井純哉監督「いろんな見方やとらえ方が変わっている時代だということを我々が気づかなきゃいけないし、気づいた中でどれだけ接していくのか。ただ勝ち負けだけで動いていくのじゃなくて、子どもたちの成長を最初に考えれば、この練習の中のミスなんて本当にちっちゃいものなので。それをどうやって次うまくやっていくか、できたときは大喜びしてやろうな、みたいに思っているので」

就任から1か月近くが経ち、監督も選手もともに「素」を出せるようになってきたと話す浅井監督。「情熱は生徒にも負けない」との自負を見せる中、“教師”としての一面ものぞかせながら3度目の監督生活が始まった。