不登校を経験したからこそ 思い切り自分を出せるように

17歳 チョコさんの作品
私が不登校になって見つけたこと
友達や仲間
勇気と楽しさ
他にも沢山
そして私は一つの共通点に気づきました
全部【自分】が見つけたことだ
私は自分を見つけたんだ
今まで色んな自分を見つけてきた
まだ見つけてない自分もいる
次に見つけるのはどんな自分?
チョコさんは中学生になり、長く伸ばした爪や髪型を学校から受け入れてもらえず、「自分という個性」が失われることに不安を抱いたといいます。

アカウント名「チョコ」さん(17)
「学校とか、そういう社会の部分から、自分をつぶされている感じがしていた。不登校を経験したからこそ、縛られることがなく、思い切り自分を出せるようになって、自信につながっていきました」
今は高校を休学し「不登校で見つけた自分」を表現できる場を積極的に探していきたいといいます。

それぞれが語った「不登校」の経験。
現在、全国で「不登校」の状態にある子どもたちは文科省の2023年度調査によると約41万4000人、 過去最多となっています。
そうした子どもたちを受け入れる民間の施設があります。
不登校に悩む子どもたちが、一緒に学んだり語らったりする、いわゆる「フリースクール」です。

フリースクール流山 原野 有理 代表
「子どもたちはそもそもすごく多様な存在で、学校1種類だけでなく、自分の多様な形に合わせた居場所を選べるのが一番理想」
現在、こうしたフリースクールに通う子どもは、文科省によると全体の4.5%。
最近はオンラインの教室などに通う子どもも増えています。
自分なりの「生き方」や「居場所」を求めようとする子どもたち。今回の動画からはそうした彼らの心の声が多く聞かれました。














