人吉市の中心部に今年2月に完成した災害公営住宅で、初めての消防避難訓練が行われました。

訓練は、18世帯23人が入居する人吉市の九日団地で、4階から出火したという想定で行われました。

煙が上がると、火事を見つけた住民が声を上げて、別の住民が消防へ通報。
屋内にいた人たちは、階段を使って避難しました。

さらに避難訓練の後に住民たちは、「水消火器」を使った初期消火を体験し、階段が使えない場合に備えて「避難はしご」の設置方法などについて説明を受けました。

ただ、30日の訓練では非常ベルを押しても作動しないトラブルがあったことから、人吉市は原因を調査し早急に対応するとしています。