青森市の中高生が文化祭で出店した模擬店などの売り上げの一部を、インド人女性の貧困問題に取り組む慈善団体に寄付しました。

29日、青森市の明の星中学・高等学校で寄付金贈呈式が行われ、インド人女性の貧困問題に取り組む団体の代表に、生徒から寄付金の目録が手渡されました。

寄付金は、7月に開かれた文化祭で生徒たちが出店した模擬店などの売り上げの一部で、インドで貧困に苦しむ女性のため、繰り返し使用できる布ナプキンの生産と無償配布に活用されるということです。

生徒
「すごく小さなことから、みんなで始めていったことが、青森の文化祭からインドの女性たちの支援にまでつながっていくことがうれしいと思った」

寄付を受けた団体 ゴビンダサミー・佳代子 代表
「まだ会わぬ学生たちが努力をして、インドの女子のことを思って寄付を募ってくれた、それが伝わってほしい」

学校は今後もこうした活動を継続し、生徒たちが社会に貢献する意識を育んでいきたいとしています。