(記者)「地元の鳳凰高校の生徒たちが水害で出た被災ゴミの分別作業をおこなっています」
南さつま市では、台風12号に伴う大雨災害から1週間が経ちました。
南さつま市ではこれまでに、住宅の半壊や床上・床下浸水などの被害があわせて186棟確認されています。
市内の災害ごみの仮置き場には、使えなくなった家電などが次々と持ち込まれています。29日は地元・鳳凰高校の3年生およそ50人が分別作業に汗を流しました。
(鳳凰高校3年)
「南さつま市民の1人として尽力していけたらと思います」
「地元が被災してショックだったけど、こうやってボランティアとして参加できて地域に貢献できてうれしい」
南さつま市では、市内の7割の「災害ごみ」はすでに回収を終えたということです。
なお、県は29日までに、南さつま市に災害救助法を適用しました。災害対応でかかった費用は国と県で負担することになります。














