青森県弘前市と世界的大手製薬会社が、健康寿命の延伸を図るため、若年層の肥満症対策に関する連携協定を結びました。
弘前市と連携協定を結んだのは、世界的大手製薬会社の日本法人「ノボ ノルディスク ファーマ」です。
この協定は2者が協力し、20代と30代の健診受診者のうち肥満症のリスクが高い人に医療機関への受診を促すとともに、公開講座などで市民に肥満症の啓発を行います。
弘前市は、ほかの市町村と比べて「メタボリックシンドローム」に該当する人の割合が高く、肥満症の早期発見で健康寿命の延伸を図ります。
弘前市 櫻田宏 市長
「20~30代にかけての方々が生活習慣病の発症の可能性が高いと感じているので、そうした方々に今回の『ノボ ノルディスク ファーマ』との取り組みによって、効果が出てくることを大きく期待している」
「ノボ ノルディスク ファーマ」が肥満症対策に関する協定を結ぶのは、弘前市が国内4例目です。
市は、今回の協定締結を通して基本計画で掲げる「健康都市弘前」の実現を進めたいとしています。