オダギリさん なぜ“着ぐるみ”で犬を演じたのか?

【画像⑥】オリバー役を演じるオダギリジョーさん

ー着ぐるみを着た犬【画像⑥】を演じようと思ったきっかけは

(オダギリジョーさん)
「30年近く俳優の仕事をやってると、もう(多くの役を)演じさせてもらったなと思って。残ってるのがもう“着ぐるみ”ぐらいしかなかったんですよ。だから行き着くとこに行き着いたみたいなとこじゃないすか」

ー映画を見た方に、どんなところを楽しんでもらいたいですか

(オダギリジョーさん)
「劇場じゃないと面白くない作品なんです。家のパソコンとかテレビとかで見ても、まず音が再現できないので、劇場でのやっぱ5.1サラウンドで設定してあるので」

【画像⑦】オダギリジョーさん(岡山県津山市出身)

(オダギリジョーさん・岡山県津山市出身)
「編集とかもそうですね、大きなスクリーンの目線の移動を考えたタイミングで切ったりしてるので、小さい画面の目線の動きだと、やっぱ自分が作りたいタイミングにはなってないんですよ」

「だからテレビで放送されるまで待とうとか、そういう意識は持ってもらいたくないですね。劇場で見ないんだったらもう見ないでいいっていうそのくらいの作品だと思ってます」

映画「THE オリバーな犬、(Gosh!)このヤロウ MOVIE」

2025年9月26日劇場公開

【イントロダクション(公式ホームページより)】
2021年にオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたオリジナルのテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」。

鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には優秀な警察犬に見えている)。

オダギリ監督のもとに集結したのは類を見ない超豪華キャスト!

ドラマ版から引き続きの出演となる、主演の池松壮亮、共演に麻生久美子・本田翼・岡山天音・黒木華・鈴木慶一・嶋田久作・宇野祥平・香椎由宇・永瀬正敏・佐藤浩市。

そして映画版の新メンバーとして吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき(男性ブランコ)、さらに8年ぶりの映画出演となる深津絵里。
映画版のオリバーで描かれるのは、開けてはいけないドアの先に見たこともない不思議な世界が広がっている、前代未聞のダークファンタジー。

一平とオリバーが立ち向かう新たな事件とは?この秋、笑いとシリアスやシニカル、そして不条理がスクリーンから襲い続けてくる、新たなオリバーの世界が幕を開ける。