箕輪町でとびや土工工事を手掛けていた「SHOUAKASETSU(ショウアカセツ)」が、8月1日に長野地裁伊那支部から破産手続き開始決定を受けました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、「SHOUAKASETSU(ショウアカセツ)」は2005年に創業し、地元である南信地方の建設土木業者から受注を得て、とび・土工工事を手掛け、2022年12月期には年間売上高およそ5800万円を計上していました。
しかし、2022年以降に退職者が出た一方で、採用が進まず人手不足が深刻化し、さらに外部協力業者の利用で対応していたものの、外注費が上昇して収益性が悪化したことから資金繰りがひっ迫していました。
今年4月に最後の従業員が退職し、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念しました。
負債はおよそ2700万円だということです。