山岳遭難や水難事故を想定した消防と県の防災ヘリの連携訓練が行われました。訓練は富山消防署の高度救助隊と県の消防防災航空隊合わせて14人が参加し、救助隊員がヘリから降下して遭難者を救助する想定で行われました。

航空隊が上空から周辺に危険物がないか確認したあと、救助隊員が「ホイスト」という装置を使って高さ30メートルから降下しました。

上空からの救助では航空隊と救助隊の意思疎通が取りづらいことが課題となっています。

富山消防署高度救助隊 岩山一輝副隊長
「ヘリはやはり騒音等で声が通らない状況となっております。その中でアイコンタクトや、合図で意思疎通を図ることが重要だなと改めて感じました」「今後もこういった訓練を継続していくことが重要だなと改めて実感しました」