富士山噴火、その時東京は…?
先日、東京都は富士山が噴火した場合の被害を具体的にイメージできるよう、被害を再現した動画をホームページで公開しました。富士山は最近5600年間に約180回噴火しており、単純計算で約30年間に1回の頻度です。ところが1707年の宝永噴火を最後に、300年以上噴火していません。国の富士山噴火の被害想定によると早ければ1~2時間後くらいから火山灰が降り始め、東京23区や多摩地域では2~10cm程度以上の火山灰が降る予測が出ています。交通インフラやライフライン、家屋や健康への影響、また備えの重要性を改めて訴えています。

気象予報士 森 朗氏:
富士山は活火山なのでいつ噴火してもおかしくない状況です。火山灰は積もると泥とは違うので洗い流せません。さらに火災など2次災害の心配もあります。どんな特性があるのか、今から調べて備えるのもいいかもしれませんね。