■博多の鉄板焼肉が都内に! 豪快キャベツに濃厚肉汁

次にやってきたのは、東京都世田谷区経堂の人気店。オープン前から行列が。博多のソウルフードがいただけるというのです。

お客さん
「博多とか行きたいって思ってもそんなにすぐ行ける距離じゃないので、近くで食べられるのはいいなって」

午前11時半のオープンと同時にあっという間に満席に。そしてほどなくして、店内の至るところで湯気が大量発生。

その正体は、ついに東京にやってきた博多のソウルフード。「鉄板焼肉」です。ニンニクをたっぷりきかせ、香ばしく焼き上げた豚肉とキャベツは相性抜群!

まずは豚肉とニンニクを炒め、そこへ大量のキャベツを投入。豪快に強火で一気に仕上げます。熱々の鉄板に盛り付ければ「鉄板焼肉(1人前 930円)」の完成!

しかし、ここで注目!食べる前にみなさん木の棒を鉄板の下に入れ、お皿を傾かせています。そのまま少し待つと、油が・・・

溜まった油に特製の辛味噌を混ぜ合わせ、お肉とキャベツに絡めればピリ辛で濃厚な味がたまりません。

お客さん
「ピリ辛でおいしいです」

連日大盛況!でもこの鉄板焼肉、なぜ博多のソウルフードに?

博多に行ってみると、あちこちに鉄板焼肉の看板が。

鉄板焼肉発祥のお店「びっくり亭本家」。この辺りは昔、力仕事につく人が多く、安くてスタミナがつく料理を…と出したところ、そのおいしさが口コミで広がり、世代を問わずみんなが知る味に。

お客さん
「うまかー!」

その専門店が東京へ。食べれば食べるほどクセになるとハマる人が続出しているんです。

鉄板焼肉 大当たり 店主 後藤邦彦さん
「最初はすごく大変でしたね。お客さんも鉄板焼肉?何?みたいなクエスチョンで。やっぱり好きなものをもっといろんな人に知ってもらいたいなと思って、東京に出てきましたね」