高校生の就職採用試験が来月解禁されるのを前に、石川・金沢商業高校で27日、同窓生による模擬面接が行われました。

石川県金沢市小立野の金沢商業高校では、就職を希望している生徒の面接対策のため、毎年、希望の会社が決まるこの時期にOBやOGらによる模擬面接を行っています。

27日は就職を希望する3年生88人が参加し、面接官役の同窓生2人から興味のあるニュースや学校生活で頑張ったことなどの質問に答えていました。

生徒「自分が考えてきた答えと全然違うものを質問されたりして、その場で考えたりするところがとても勉強になった」

「とても緊張したんですが、OB・OGの方からのアドバイスを生かして当日の面接も頑張りたい」

石川労働局によりますと、2024年度の県内の高校生の就職内定率は99・6%と高い水準が続いています。金沢商業高校では今年、就職を希望する生徒が34・5%と、去年より1割ほど減っていて、コロナ禍以降、大学などへの進学を選択する生徒が増えているということです。