来年4月に開校する岩国高校付属中学校(山口県岩国市)で26日、入学を希望する児童や保護者を対象にしたオープンスクールがあり、実際の授業を体験しました。
オープンスクールには小学6年生185人が申し込み、保護者も合わせて400人が参加しました。付属中学校は教科学習で、通常の中学校以上の授業時間を確保し、原則、受験なしで岩国高校の文理探究科に進学できます。社会的な課題を解決するため、生徒が自主的にテーマを設けて研究する探究学習に力を入れます。
授業体験ではこんな課題にも取り組みました。
先生
「『♪あめ降り』の3番に登場した『あの子』を4番で『らんらんらん』にしてほしいなと思います。その4番をみんなに作ってもらいたい」
想像力を働かせ、実際にはない4番の歌詞を考えました。
国際的な視点を養う、グローバル教育が充実しているのも特徴です。英語でスペイン文化を学ぶ授業では、メキシコなどでお祝い事のときに使われる「ピニアータ」と呼ばれるくす玉作りを体験しました。
参加者(児童)
「実際に外国の文化のことを知ることができました」
参加者(児童)
「地球温暖化の防止対策とかについて、自分たちの身近でできることを実際に授業で考えてみたいです」
参加者(保護者)
「中高の6年間っていう時間をどういうふうに使うかっていうのが、きょう来てよくわかりました」
参加者(保護者)
「海外に修学旅行に行くのも子どもにとっては楽しいのかなと思いました」
定員は60人で、入学試験は12月20日と21日に行われます。














