「全部タダ」宿泊施設にもメリット
国内で増える「オールインクルーシブホテル」。
楽天トラベルでも、2025年のゴールデンウイーク期間での「オールインクルーシブ」のキーワードを含む予約の泊数が「前年同月比約1.5倍」になるなど人気が広がっていますが、利用者だけでなくホテル側にも“意外なメリット”があるといいます。
『HIS』国内旅行事業部・伊藤伸悟さん:
「食事をして代金を支払う、お釣りを渡すなど、サービスを利用したときに発生する清算業務がなくなる。ホテル側の業務軽減、人件費などのコストが抑えられる」
親も「めちゃめちゃ幸せ」豊富なアクティビティ
子どもは思いきり遊んで、親はゆっくり自分時間を過ごせるオールインクルーシブも。

山梨県北杜市にある『BUB RESORT Yatsugatake』は、標高1400mの山の中にある大自然をテーマにしたグランピング施設。

森の中の<グランピングテント>と<館内客室>のどちらかを選んで宿泊でき、子ども・家族で楽しめるアクティビティがインクルーシブされています。
例えば、透明な水信玄餅を水風船を型にして手作りし、石臼を手回ししてきな粉作りも体験できる「水信玄餅づくり」。

他にも、小川を歩いて上る「リバートレッキング」に、本物のユンボを操縦して穴を掘ったりする「森のお仕事体験」、「高原野菜の収穫体験」に「水鉄砲合戦」、「ナイトサファリ」などなど、1日に15個以上アクティビティが体験できて、全部タダ。

40代母親:
「子どもが保育園とかでは全然慣れなかったけど、ここでは『はい!』みたいな、『もう行こ行こ』みたいな感じですごく楽しそうだった。成長が見られてよかった」

そして、人気の理由はもう一つ。
クルーと呼ばれるスタッフが常に子どもたちと全力で遊んでくれるため、大人は参加したり見守ったりと自由気ままに過ごせます。

30代母親:
「子どもを野放しにして親がゆっくりできる」
母親:
「こんなに自分の時間を持てることがないからめちゃめちゃ幸せ」「親と子どもが両方満足できるのはなかなかない」

夕朝食・アクティビティ付きで大人1名3万3000円~。(※宿泊スタンダードプラン・子ども割引あり)
普段経験できない素敵な思い出もしっかりインクルーシブされていました。

(THE TIME,2025年8月26日放送より)