三重県紀宝町の小学生が、稲刈りを体験しました。

紀宝町の神内小学校では、地域の人たちとの交流を深めようと15年前から米作りに取り組んでいます。きのうは4年生と5年生の6人が農家の人から鎌の使い方を教わり、4月に植えた稲の刈り取りに挑戦しました。

ことしのコシヒカリの出来は上々で、子どもたちは黄金色に染まった稲を丁寧に刈り取っていきました。

(参加した児童)
「最初は難しかったけど、後からだんだん慣れてきた」
「ぬか漬けと一緒に食べたい」
「農家さんは一生懸命、手間ひまかけてコメを作っているんだなと思った」

収穫した米は、子どもたちがおにぎりにして食べるほか、近くの高齢者施設に寄付するということです。