岡山県内を走る在来線の維持に向けて、県や市町村などが利用の促進策について話し合いました。

会議は、岡山県が2022年から毎年、年に2回開いているものです。きのう(25日)は、JR赤穂線と姫新線、それに因美線の沿線にある自治体の職員ら約50人が参加し、それぞれが利用促進に向けて今後行う予定の取り組みを報告しました。赤穂線では、今年度、自家用車で通勤している人に定期券を渡して、「渋滞が回避できる」といった鉄道のメリットを体感してもらう取り組みを予定しているということです。

(岡山県交通政策課 渡邊聡志課長)
「利用促進は劇的に変わっていく効果を期待するのはなかなか難しい。JR、岡山県、自治体がしっかりと連携することでより大きな効果を得たいと考えています」

次回の会議は来年3月の予定で、路線の利用状況を踏まえた上で新たな策を検討していくということです。