「子どもたちだけの問題ではない」

(豊明市 小浮正典市長)
「不登校の子どもたちがスマホが手放せず、家から出られないケースが増えているところから出発。ただそれは子どもたちだけの問題ではないと考えた。大人たち一人一人も睡眠時間を削っている」

子どもに限らず、全市民を対象にした「スマホ条例」は全国初。市長は約6万8000人の豊明市民全員に、食事や睡眠、家族との時間を削っていないか見つめ直してほしいと言います。

市には意見や問い合わせが、きょう正午までに電話で83件、メールで44件寄せられました。このうち市民からの問い合わせは約2~3割。残りは豊明市の外からだったということです。

では、市民の反応は…

(20代)
「きのうは8時間。インスタグラムだけで5~6時間」
「話しかけて返答がないなと思う時がたまにある。特にお子さんがいる方とかは話し合うきっかけになればいいのかなと思う」
(70代)
「年代的にそんなにゲームをやるわけでもないし、メールを送ったりも頻繁にはしないので、2時間以内といわれればそうかなと。子どもたちは『なんで行政がそこまで?』と」