23日、福島県郡山市の住宅で起きた強盗傷害事件で、室内に荒らされた形跡はなく、1時間未満の犯行とみられることが新たに分かりました。

阿部正輝記者「強盗傷害事件があったのは、こちらの規制線から200メートルほど先にある住宅です。事件後、容疑者は拳銃のようなものを持ったまま逃走したということです」

この事件は、23日午後8時ごろ、郡山市西田町の住宅に男が押し入り、居間にいた90代の男性を拳銃のようなもので脅して現金およそ3万円を奪ったものです。被害にあった男性は一人暮らしで、頭と顔から出血するけがをしましたが、命に別状はありません。

近所の男性「(被害者は)普段、シニアカーに乗ってコンビニまで買い物に行ったりしている。こういった事件は初めて。怖い、早く捕まればいい」

捜査関係者によりますと、男は、身長170センチくらいの中肉で、40代から60代とみられ、上下黒っぽい服装だったことが新たに分かりました。また、室内に荒らされた形跡がなく犯行時間は、1時間未満とみられるということです。警察は、強盗傷害事件として逃げた男の行方を追っています。